一般社団法人 全国落花生協会

落花生を育ててみよう

落花生は育てやすい作物です。種から簡単に、プランターでも育てることができます。地中で実る不思議さ、掘り出す楽しさは自家栽培ならでは。また、収穫した新鮮なものでつくる茹で落花生の味わいは格別です。
プランターでの栽培方法を紹介します。

4月~5月

種、プランター、土を用意する

種は園芸品店で入手できます。落花生は地中に実り、枝も広がるため、大型で深型のプランターを用意します。土は排水性が良く肥沃なものがよく、市販の園芸用土に腐葉土を1~2割混ぜて使用します。肥料として、用土10リットルあたり、化成肥料(チッソ・リン酸・カリが3:10:10のもの)を10g、消石灰または苦土石灰を5g混ぜます。プランターに土を入れる際、入れ過ぎに注意します。のちに「株よせ」を行うため、上から5㎝程度までにしておくとよいでしょう。

5月

種まき

外気温が20℃を超える5月中旬~下旬に種をまきます。つやがあり、淡い褐色をした種がよい種なので、選別してまくようにします。種まき前に土を湿らせておき、深さ3㎝のところに2粒、2㎝離して横置きして土をかけます(2粒まくのは芽が出ない種もあるためです)。2カ所以上まく場合は、25~30㎝間隔を開けましょう。落花生の種は湿気に弱く、腐ってしまうので、発芽まで水やりはしません。

5月~6月

発芽

4日~ 1週間ぐらいで発芽します。2粒とも発芽したら、本葉が2~3枚になった時点で元気なほうを残します。この時期から水やりを始めますが、毎日やる必要はありません。土を湿らせる程度に、陽差しの強くない朝方にやるようにします。

6月~9月

開花

種を播いて40~50日たつと、黄色の花が咲きます。花が咲いたら、株元に土をよせてこんもりと高くします。花が萎れて2~3日後に「子房柄(しぼうへい)」という管のようなものが伸びて土中に入り、その先端に落花生の実がつくため、子房柄が地中に入りやすくするためです。花は次々咲いて、たくさんの子房柄が地中に潜っていきますが、日照りが続くとせっかくの莢(さや)が空っぽになってしまうので、土がカラカラに乾いたらたっぷりと水をあげましょう。

8月~10月

収穫

落花生は花が咲いてから75日~95日後に収穫を迎えます。品種によって収穫時期に差があるので、種を購入した園芸店で確認しておくとよいでしょう。落花生をおいしく食べるために、ゆっくり乾燥させることが大切です。堀った落花生の土を落として、莢を上にして1週間~10日程度天日で干します(株から莢を外してシートに広げ、風通しのいいところで干してもよい)。莢からコロコロ と乾いた音がするようになればできあがりです。また、掘りたてを茹でて食べるのは自家栽培の醍醐味。ぜひ試してみてください。